【定期更新】本邦初「PEファンドST」も解説!デジタル証券(ST)市場のファクトデータ図解を公開します(25年9月)

こんにちは、プログラマブルな信頼を共創したい、Progmat(プログマ)の齊藤です。
国内のST動向を俯瞰的に把握できるように、2024年1月よりST市場の最新状況を定期的(月次~)にまとめて解説しています。noteでの解説に加え、一連のスライドについてもお手元で参照できるよう、全公開しています。
(本記事の末尾にリンク掲載)
2025年からは年初に公開した「マーケットアウトルック2025」の年間予測に対する進捗率についてもまとめて公開するようにしています。
本記事でわかることをまとめると、以下のとおりです。
- 9月の新規公開案件は、組成額約102.7億円+α / ST発行額約43.4億円+α(不動産ST2件、債券ST1件、PEファンド持分ST1件)
- 暫定的に「+α」としているのは、PEファンド持分STが最低成立金額30億円~発行上限額1,000億円と非常に幅があるためです。
- 申込総額が30億円に満たない場合等、募集を中止する可能性もある案件のため、発行実績を確認後に各種計数に計上するものとしています。
- ST市場全体計数
- ST案件残高|5,292億超
- ST発行累計額|2,672億超
- ST案件累計数|71案件
- ST市場全体の年間予測に対する、9月までの累計進捗率
- 組成額|72%(2,670億円/3,700億円)
- 発行額|62%(1,186億円/1,925億円)
- 件数|47%(20件/43件)
- プラットフォームは、Progmatがトップシェア継続
- 取扱案件累計数|52.1%(37件/71件)
- ST発行累計額|61.6%(1,641億円/2,670億円)
- 利用仲介者数|9社
- 各ST市場動向のトピックスは以下のとおり
- 不動産ST|「デジタル証券株式会社(デジタル証券社)」が「renga」ブランドで公募不動産ST市場(リテール市場)に参入(これまでの取扱いは私募のみ)
- 不動産ST|2025年3月に参入した「三菱UFJ不動産投資顧問(MUREAM)」が更に2号案件を公開
- 債券ST|2025年1月に自己募集を完了していた「ネイチャーイン大瀬館」が更に第2回債の自己募集を開始
- PEファンドST|本邦初(!)となる、PEファンドの出資持分に小口投資可能なST案件が登場(申込期間は12月8日~2026年1月26日、申込金額が30億円(3,000口)に満たない場合等、募集を中止する可能性はある点に留意)
ということで、通算44回目の本記事のテーマは「【定期更新】本邦初「PEファンドST」登場!デジタル証券(ST)市場のファクトデータ図解を公開します(25年9月)」です。
※当然ながら、個別案件の投資勧誘等を行うものではありませんので、ご留意ください
上記の詳細内容は、noteの公開記事をご覧ください(↓)
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